BMW―3Dプリンターのスタートアップに出資―

3Dプリンター製造の米スタートアップ企業デスクトップ・メタルは6日、自動車大手の独BMWが同社に資本参加したことを明らかにした。デスクトップ・メタルは小規模な企業でも購入できる低価格の金属3Dプリンターを開発しており、調達資金を用いて年内にも市場投入する計画だ。

デスクトップ・メタルは2015年の設立で、従業員数は80人。BMWは米IT大手グーグルなどと共同で同社の3回目の増資(シリーズC)を引き受けた。調達資金は4,500万ドルで、創業からこれまでの調達資金総額は9,700万ドルに拡大した。すでに米ゼネラル・エレクトリックやサウジアラムコも出資している。

デスクトップ・メタルが発売予定の3Dプリンターはレーザーを搭載していない。プロトタイプのほか部品を製造できるという。同社は同3Dプリンター向けに開発した材料も同時に発売する。

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