シュコダ、1月の世界販売が過去最高に

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は、1月における世界販売が過去最高を記録したと発表した。1月の世界販売は9万3,800台となり、前年同月(9万1,600台)から2.4%増加した。特に好調だったのは東欧と中欧市場で、それぞれ23.2%、17.6%の伸びを示した。シュコダのヴェルナー・アイヒホルン取締役(販売・マーケティング担当)は、「世界販売は高水準で推移している」と述べ、今年の業績に期待感を示した。2016年の世界販売は122万7,700台となり、3年連続で100万台を突破した。1月の西欧市場における販売台数は、前年同月4.0%増の3万4,200台。シュコダにとって欧州で最も大きな市場であるドイツでは同5.9%の1万1,200台を販売した。中欧市場では1万6,700台(17.6%増)、母国チェコでも7,700台(19.5%増)を販売した。トルコは79.3%増の1,300台に急伸した。一方、中国市場での販売4.3%減の3万台にとどまり、低調なスタートとなった。

1月のモデル別販売では、ハイエンドモデルのスペルブが37.2%増の1万3,500台に拡大した一方、SUVモデルのイェティは27.3%減の6,400台に低迷した。

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