配達用電気トラックの実用試験、MANが墺で実施

フォルクスワーゲン(VW)のトラック子会社MANトラック・アンド・バスは20日、都市部での配達に用いる電気トラックの商品化に向けオーストリアの企業コンソーシアム「持続可能な物流(CNL)」と協力することを取り決めたと発表した。実用試験を行い、成果を製品開発に反映させる。

オーストリアで食品小売を手がけるホーファー、SPAR、REWEや車両の受託製造会社マグナ・シュタイルなど9社がMAN製の電気トラック計9台を用いて今年末から試験配達を行う。MANはここで得られた知見をもとに2018年末から少量生産を実施。21年初頭には量産に乗り出す。

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