後発薬のシュターダに中国企業が買収提案か

独後発医薬品大手シュターダの買収を中国の複合企業である復星国際の傘下企業、上海復星医薬が検討しているとの観測が浮上している。シュターダに対してはすでに投資会社アドベントとパーミラの企業連合と、同ベイン・キャピタルとシンベンの企業連合がそれぞれ買収を打診しており、上海復星医薬が加われば三つ巴の争奪合戦に発展することになる。ロイター通信が消息筋の情報として9日、報じた。

上海復星医薬はシュターダを投資会社CVCと共同買収する考えで、現在CVCと協議している。ただ、場合によっては単独で買収提案を行う可能性もあるという。

上部へスクロール