化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は17日、世界最大級のスーパーコンピューターを米IT大手ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)と共同開発すると発表した。新製品の開発に要する時間とコストを大幅に削減することが狙い。
HPE「アポロ6000シリーズ」の最新モデルをベースに、化学メーカーであるBASFのニーズに見合ったスパコンを開発する。開発には両社の技術者が参加する。
同パソコンが実用化されると、複雑な問題への回答を得るのに必要な時間がこれまでの数カ月から数日へと大幅に短縮される見通しという。