業務でスマートフォンなどの移動通信端末を利用するドイツ企業の割合が昨年の51%から今年は58%に増加したことが、情報通信業界連盟(Bitkom)のアンケート調査で分かった。同連盟エンタープライズコンテンツ管理(ECM)部会のユルゲン・ビファール部長は、スマホを用いて外出先で業務用メールを書いたり、テレビ会議に参加する人が増えていることを指摘。「スマホは職業生活でもモバイル通信センターの役割を強めている」と述べた。調査は従業員20人以上の企業504社を対象に行われた。
オンラインミーティング/テレビ会議を利用する企業も40%から52%へと増加。ソーシャルネットワーク(SNS)も15%から22%に増えた。
ファックスの利用は昨年の79%から減少したものの、現在も70%に上っている。特に従業員数が20~49人の小企業(77%)とサービス業(81%)で同利用比率が高い。