ドイツの被用者で勤続期間が10年以上の者は全体の45%にとどまることが、欧州統計局ユーロスタットが実施したアンケート調査で分かった。性別では男性が47%、女性が43%だった。調査は2015年、25歳以上の被用者を対象に実施した。
勤続期間が10年未満の者は53%に上った。内訳は5年以上~10年未満が18%、5年未満が35%だった。
管理職では勤続期間10年以上の割合が53%に達した。一方、補助員では同32%にとどまっており、責任ややりがいの低い仕事をする人では離職率が高いことがうかがわれる。(表を参照)