ボルボ・カーズ、米グーグルと提携

スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーズは15日、米グーグルと車載インフォテイメントやコネクティビティ（接続性）ソリューションの開発で提携すると発表した。グーグルの基本ソフト（OS）「アンドロイド」をベースにしたアプリやサービスを開発し、2年以内にボルボの新モデルに導入する計画。グーグルとボルボだけでなく、他の企業が開発したアプリやサービスも利用できるようにする。

同計画が実現すると、ボルボ車の顧客は車載機器から地図検索サービスのグーグルマップや音楽ストリーミングサービスのスポティファイ（Spotify）など様々なアプリやサービスを利用できるようになる。

両社はこのほか、現行モデルについても協力する。ナビゲーションシステム「センサスナビゲーション」を装備しているボルボ車の顧客は、同システムをアップデートすると、地域情報を提供するグーグルのローカル検索機能を利用できるようになる。