カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルは19日、傘下のマグナ・シュタイヤー(オーストリア)が今夏からBMW「5シリーズ」のプラグインハイブリッド車「530eプラグインハイブリッド」の受託生産を開始すると発表した。
マグナ・シュタイヤーは、2003年にBMWのSUVモデル「X3」の受託生産を開始して以来15年の取引関係を構築しており、2017年3月からはBMW「5シリーズ・セダン」の受託生産を開始している。
また、マグナ・シュタイヤーにとって電気駆動モデルの受託生産は、英ジャガーの電気自動車「Iペース」に次いで2モデル目となる。
「Iペース」はジャガー初の電気自動車で、グラーツ工場では2018年第1四半期から生産を開始する予定。