ドイツ銀行、4~6月期の純利益23倍に

独最大手銀行のドイツ銀行27日発表した2017年4~6月期(第2四半期)決算の純利益は4億6,600万ユーロとなり、前年同期(2,000万ユーロ)の約23倍に達した。コスト削減が奏功したほか、法務リスク引当金や貸倒引当金が大きく減少したことが背景にある。税引き前利益も102%増の8億2,200万ユーロと好調だった。巨額増資の効果で6月末時点の狭義の中核自己資本比率(CET1比率)は前年同期の10.8%から14.1%に改善した。

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