ドイツの自動車部品大手コスタルは2日、ブルガリア南西部のパザルジクに同国3番目の工場を開設した。生産能力を拡大する戦略の一環で、需要が高まる欧州市場向けに電装部品を供給する。投資額は3,000万ユーロ。
新工場は床面積1万5,000平方メートルで、2つの生産棟がある。これによってパザルジクの生産拠点は工場床面積が2万5,000平方メートル、生産棟が4つに拡大した。現在250人の従業員数は2018年末までに1,200人、3年以内に2,400人に引き上げる。製品はプジョー、フォルクスワーゲン(VW)、ゼネラルモーターズ(GM)など自動車大手に供給する。