仏自動車大手ルノー傘下のダチアは、2018年初頭から投入する予定の新型「ダスター」を9月のフランクフルトの国際モーターショー(IAA)に出展する。ドイツ国内で最も安価なSUVとして長年にわたり人気を博してきた「ダスター」の新モデルはやや角ばりのあるがっしりとした外観となる。また、フロントガラスを10センチ前方にずらすことで、より広い車内空間を演出している。さらにデイライトや運転席タッチスクリーンなどが新たに装備された。
販売価格はまだ公表していないものの、同社のデザイン責任者ローレンス・ファン・デン・アッカー氏は、「ダスター」が小型SUV市場における最も安価な車であり続けると述べ、大幅な値上げがないことを示唆した。
ダチアによると、「ダスター」には将来、全輪駆動(4WD)モデルも追加する予定。液化ガス仕様車も計画している。