ティッセンクルップ

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップは14日に開幕するフランクフルト国際モーターショー(IAA)に10年ぶりに出展する。自動車部品事業が成長のけん引車となっているためで、自動車の揺れを予知して吸収するショックアブソーバーや、電子制御でタイヤの向きを変えるステアバイワイヤー式の操舵装置を展示する。ヒージンガー社長は6日、同社製自動車部品に占める純粋なエンジン車向けの製品の割合は20%に過ぎないことを明らかにし、電気自動車や自動運転車向けに開発の軸足を移していると強調した。

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