シェフラー、2018年から3カンパニー制に

独自動車部品大手のシェフラーは、事業部門のひとつであるオートモーティブ・アフターマーケット(自動車交換部品)を来年1月から経営の独立性を高めたカンパニーに移行する。これによりシェフラーはオートモーティブOEM、オートモーティブ・アフターマーケット、インダストリーの3つのカンパニー体制となる。新カンパニーの経営責任者には、2009年からオートモーティブ・アフターマーケット事業を統括してきたミヒャエル・ズーディング氏が当該事業担当の取締役として就任する。ズーディング取締役はダルムシュタット工科大学卒業後、ピレリやエキサイド・オートモーティブ・バッテリーで重要なポストに就いてきた経歴を持つ。

新カンパニーの本拠地はランゲンとなる。オートモーティブOEMカンパニーはビュール、インダストリーカンパニーはこれまでと同じくシュヴァインフルトに本拠地を置く。グループ全体の本社はヘルツォーゲンアウラハにとどまる。

シェフラーのクラウス・ローゼンフェルド社長は、これを機会にグループの事業構造の簡素化と迅速な意思決定を可能とする経営態勢を構築していくと強調した。

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