機械受注3カ月連続2ケタ増に、9月は+12%

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が2日発表した独業界の9月の新規受注高は前年同月比で実質12%増となり、3カ月連続で2ケタ台の伸びを記録した。国外が13%拡大。国内も10%増加した。

新規受注を特殊要因による統計上のブレが小さい3カ月単位の比較でみると、7〜9月は前年同期を実質12%上回った。国外が14%、国内が7%の幅で伸びた。

1〜9月の累計は前年同期比7%増で、内訳は国外が10%増、国内が2%増だった。VDMAの主任エコノミストは、国内受注の伸び率が過去数カ月間、マイナスとなったり小幅増にとどまったことを指摘。国内受注が安定したとは現時点で言えないと慎重な見方を示した。

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