スキンケアブランド「ドクタージャルト」で有名な韓国の化粧品メーカー、ハブ&ビーが欧州市場の開拓を本格化する。創業者のリー・ジンウック氏が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにした。
ハブ&ビーは2004年の創業。事業のグローバル化を目指しており、すでに世界34カ国への進出を果たした。
ターゲットとする年齢層が20~30歳台と若いこともあり、テレビなど従来型の広告媒体は利用せず、専らフェイスブックやインスタグラムなどのSNSや動画共有サイトのユーチューブを活用している。
ドイツでは年初から、香水販売大手ダグラスの実店舗115カ所とオンラインショッピングでドクタージャルト製品を販売している。ダグラスの品ぞろえ担当者は来年から他の欧州諸国でも同ブランドの取り扱いを開始することを明らかにした。
ジンウック氏は欧州市場について、新製品に対して消費者はオープンだと指摘。事業拡大のチャンスは大きいとの見方を示した。