独フォルクスワーゲン(VW)グループのチェコ子会社であるシュコダ自動車は17日、シュコダブランドから発売するプラグインハイブリッド車や純粋な電気自動車を同社のチェコ工場で生産すると発表した。シュコダは2019年に「スペルブ」のプラグインハイブリッド車を発売し、2020年には同社初の純粋な電気自動車を市場投入する計画。
シュコダブランドから最初に発売する電動駆動車は、「スペルブ」のプラグインハイブリッド車で、2019年に発売する予定。同モデルは、チェコのクバシニ工場で生産する。
また、チェコのムラダー・ボレスラフ工場では、2019年からVWグループの複数のブランド向けにプラグインハイブリッド車向けの電気部品を生産する。ムラダー・ボレスラフ工場ではさらに、2020年にシュコダ初の純粋な電気自動車の生産を開始する予定。
シュコダは2025年までに様々なセグメントから純粋な電気自動車を計5モデル発売する計画。4月の上海モーターショーでは、同社初の電気自動車のコンセプトカー「ビジョンE」を発表した。