ドイツの電気駆動車購入補助金、申請件数は11月末時点で4万2,251件

ドイツ連邦経済・輸出管理庁(BAFA)はこのほど、ドイツ政府と自動車メーカーが2016年7月初めに共同で開始した電気駆動車(エレクトロモビリティ)の購入補助金制度の2017年11月末までの累計申請件数が4万2,251件となったと発表した。内訳は、純粋な電気自動車が2万4,547件、プラグインハイブリッド車は1万7,700件、燃料電池車は4台にとどまっている。

11月単独では、前月比で12.8%増の4,554件となり、1カ月あたりの申請件数で過去最高を更新した。2017年1月(1,812件)と比べると、1カ月あたりの申請件数は2倍以上に増えている。

ただ、申請件数は増えているものの、連邦政府が助成金として確保している予算(6億ユーロ、少なくとも30万台分)の一部しかまだ活用されていない状況にある。

この助成プログラムでは、ゼロエミッション車である純粋な電気自動車(BEV)と燃料電池車(FCEV)に4,000ユーロ、プラグインハイブリッド車(PHEV)に3,000ユーロを補助する。財源は連邦政府と同プログラムに参加する自動車メーカーが折半で負担している。

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