三菱重工傘下の英社、露西シベリア製鉄所の近代化完工

三菱重工傘下の英鉄鋼エンジニアリング大手プライメタルズ・テクノロジーズは16日、ロシアのエブラズ西シベリア製鉄所の近代化工事を完工したと発表した。工事は第2電気炉が対象で、溶鋼の作業時間(タップ時間)の短縮と加熱用の電極消費の削減により生産性を向上させた。同炉はレール用圧延機ラインに半製品のブルームを供給している。

エブラズ西シベリア製鉄所はロシア中南部のケメロボ州ノボクズネツクに位置し、条鋼製品とレールを製造している。レール圧延機のラインは、電気炉、ブルーム連鋳機、レール・形鋼圧延機各1基から構成されており、最長100メートルのレールを生産できる。

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