病気を押して出勤の被用者は6割に

病気だったにもかかわらず過去1年以内に出勤したことのある被用者の割合は61%に上ることが、健康専門放送局ヘルスtvの委託で調査機関トルーナが実施したアンケート調査で分かった。同局の報道部長は病気の社員に帰宅を命じるなどの措置を取らないと、事情によっては雇用主が罰せられることもあると述べ、注意を促した。

病気を押して出勤した日数は平均、9.2日だった。男性は同10日と長く、女性は6.5日にとどまった。

一方、1年を通してまったく病気にならなかった人は54%に上った。年齢が高いほど同割合は高く、60歳以上では72%、50~59歳でも60%に達した。最低は18~29歳で、38%にとどまった。

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