自動車ローンの利用者が増加、新車で64%に

自動車をローンで購入する消費者が増えていることが、自動車市場調査機関ドイツ自動車信託(DAT)のレポートで分かった。新車を購入した消費者に占めるローン利用者の割合は昨年64%に上り、前年の61%から3ポイント上昇した。リースの利用者も17%に上っており、一括払いの購入者は2割を下回る。ローン利用者は中古車でも41%から44%に拡大した。

新車の平均購入価格は3万350ユーロで、初めて3万ユーロを超えた。また、手取り年収に対する新車価格の比率は平均58%で、20年前の64%から6ポイント低下した。

中古車では平均購入価格が1万1,250ユーロ、年収に対する価格の比率は20年前と同じ30%だった。

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