セアトの高級車ブランド「クプラ」、ジュネーブモーターショーでデビュー

フォルクスワーゲン(VW)傘下のスペイン自動車大手セアトが設立したスポーツカー子会社「クプラ(Cupra)」が、ジュネーブモーターショーでクプラ・ブランドの第一弾モデル「クプラ・アテカ」を初公開し、公式デビューした。クプラのブースはセアトの一部を間借りしているが、独自のロゴを使って高性能モデルとしてのブランドイメージを打ち出している。今回初公開したのは、セアト「アテカ」をベースに全輪駆動のスポーツSUV「クプラ・アテカ」。市場投入は今年第4四半期を予定している。

「クプラ・アテカ」はエレガントでありながらダイナミックなスポーティーなデザインが特徴。タイヤは19インチ軽合金ホイールをはいている。パワートレインは2リットルガソリンターボエンジンと7速DSGを組み合わせている。最高出力は221kW/300PS。最高時速は245km、停止から時速100kmまでの加速性能は5.4秒などハイパフォーマンスSUVとなっている。燃費性能は100kmあたり7.3リットル、CO2排出量は165g/kmとなる。

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