シュコダ、コンセプトカー「ビジョンX」をジュネーブモーターショーで公開

独自動車大手フォルクスワーゲンのチェコ子会社であるシュコダは、小型ハイブリッドSUVのコンセプトカー「ビジョンX」をスイスで開催されるジュネーブモーターショー(3月8日~18日)で披露する。同社の小型SUV「カロク」、「コディアック」に続くモデルとなる可能性がある。「ビジョンX」は、ガソリンと天然ガス(CNG)の両方を使える1.5リットル4気筒ターボエンジンで前輪を駆動し、電気モーターで後輪を駆動するハイブリッドシステムを採用。必要に応じて前輪駆動、後輪駆動、全輪駆動で走行できる。また、ブレーキ時の回生エネルギーで充電する。システム出力は96kW/130PS。停止時から時速100kmまでの加速性能は9.3秒、最高時速は200kmに達する。天然ガスタンクを2基、ガソリンタンクを1基装備し、航続距離で650kmを確保する。CO2排出量は89g/kmに抑えている。このCNGエンジンを組み合わせたハイブリッドコンセプトが量産車に採用されるかはいまのところ未定。

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