アウディ、新型「A6アバント」投入で大型車のモデルチェンジが完了

独高級車大手のアウディは今夏に「A6」シリーズの新型「A6アバント」を投入し、1年かけた大型車のモデルチェンジを完了する。

「A6アバント」はステーションワゴンタイプで、エレガントで調和のとれたデザインが特徴。全長は4.94メートルでトランクルーム容量は最大1,680リットル。また、後部座席は競合するステーションワゴンよりもゆとりがある。LEDヘッドランプや運転補助システムのほか、リアアクスルステアリングと呼ばれる後輪操舵システムを搭載する。マイルドハイブリッドエンジンは燃料を1日あたり最大0.7リットル節約できる。

ガソリン車は出力340PSの3リットルV6エンジンを搭載。ディーゼル車は3機種があり、出力240PSの2リットルエンジンのほか3リットルV6エンジン(231PSまたは286PS)を設定する。いずれのタイプもDCT(デュアルクラッチトランスミッション)または8速ATを装備するほか、V6エンジンではクワトロ(4WD)システムを標準装備する予定。

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