フォルクスワーゲン(VW)グループのチェコ子会社シュコダ自動車がこのほど発表した第1四半期の販売台数は前年同期比11.7%増の31万6,700台に拡大し、同期として過去最高を記録した。3月単月の販売台数も前年同月比10.7%増の12万200台となり、3月としても過去最高を記録した。中国、ロシア、欧州、インドでの販売好調や、SUV「コディアック」や「オクタヴィア」の人気が記録更新に大きく寄与した。また、小型SUV「カロク」も第1四半期に1万7,100台を販売した。
第1四半期の地域別販売は、西欧が前年同期比6.3%増の13万300台、うち主力のドイツ市場は同9.4%増の4万4,600台に拡大した。中欧は同7.5%増の5万6.900台、東欧は前年同15.4%増の9,800台、ロシアは同33.1%増の1万6,900台と急伸した。最大市場の中国では同18.6%増の7万9,200台を販売した。インドは同7.3%増の4,200台だった。