仏自動車大手のルノーグループ は16日、2017年初めに合意した仏国内の労使協定「CAP 2020」を修正し、2017~19年の3年間における正社員採用数を当初予定の3,600人から5,000人に引き上げると発表した。新技術の課題に対応できるよう技術部門の人材を厚くするのが狙い。また、国内の従業員向けトレーニングプログラムを強化するため1,500万ユーロを追加投資する計画も発表した。「CAP 2020」の修正案は同日、ルノーグループと複数の労働組合(CFDT、CFE-CGC、FO)によって合意・調印された。