チェコ鉱工業生産、2月は2.7%増

チェコ統計局(CSU)が先ごろ発表した2月の鉱工業生産高(物価調整値)は前年同月比で2.7%増加し、10カ月連続のプラスとなったものの、上げ幅は前月から2.8ポイント縮小した。前月比(物価・季節調整値)では1.2%減少した。新規受注高の上昇率は前年同月比で4.1%となり、前月の3.4%から拡大した。

鉱工業生産の増加(前年同月比)に特に貢献した業種は金属鉱物製品(7.4%増)、電気設備(7.4%増)、機械・設備(5.9%増)。基礎医薬品・医薬品製剤(15.3%増)、コンピューター・電子・光学機器(13.3%増)、衣料品(11.8%増)も大きく伸びた。

一方、電気・ガス・スチーム・空調(3%減)と鉱業(13.9%減)、機械設備の修理・設置サービス(7.1%減)が足かせとなった。

2月の税込平均賃金は名目ベースで前年同月比7.3%増の3万282コルナ(約1,190ユーロ)だった。(1CZK=5.22JPY)

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