独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は、SUV「カロック」の需要増加に対応するため、VWのドイツ工場でも当該モデルを生産するもようだ。VWのオスナブリュック工場で年内に2,500台を生産する計画という。チェコ現地紙『Lidove noviny』が報じた。
シュコダの広報担当者は同紙に対し、「『カロック』の需要増に対応するため、VWグループ内の生産能力を活用することを決めた」と説明するとともに、シュコダ自動車の主要工場は引き続き、チェコのムラダー・ボレスラフにある旗艦工場と他のチェコ工場であり続ける、とコメントした。
シュコダの2017年の販売台数は120万台を超え、過去最高を更新した。同社の欧州工場の生産能力は上限に達しているという。