独自動車部品大手のヘラーが開発した8個の有機発光ダイオード(OLED)で構成するテールライトが新型アウディ「A8」に採用されている。OLEDは有機半導体層で構成され、厚さは1ミリ以下。特殊な接着技術で確実に被物を固定。均等に発光する。反射体、導波管など余分な光学部材を必要としないため、デザインの自由度が高まった。
アウディ「A8」のテールライトは8個のOLED で構成されている。。これにより自動車の施錠後に一定時間点灯する「Coming-Home」機能や、解錠後に周囲を照らす「Leaving-Home」機能の設定を可能としている。
ヘラーは2005年から自動車用OLEDテクノロジー開発に取り組んできた。