フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤ は16日、国内の主要都市で画期的な新技術を採用した無料のタイヤ診断サービス「スナップスキャン(SnapSkan)」の提供を開始したと発表した。同サービスでは、ノキアンタイヤが予め設置した診断装置の上を車が通ると、自動的にタイヤをスキャンして診断する。その後、ドライバーが愛車の登録番号を携帯電話やパソコンを通じて同社に知らせると、診断結果を受け取ることができる仕組み。同社では、診断装置を車の通行量が多い場所に設置(当初は国内4カ所)する。無料にすることで、多くのドライバーに利用してもらい、タイヤの劣化による事故削減につなげていく。将来的には世界展開を視野に入れている。なお、サービス対象は乗用車に限定されるが、タイヤメーカーは問わないという。