独AKASOL、電気駆動商用車向け高性能バッテリーを公開

独リチウムイオン電池システムメーカーのAKASOLはこのほど、ハノーバーで開催された専門見本市「Battery Show Europe」で高エネルギーバッテリー「Akamodu 60 CYC」を公開した。

「Akamodu 60 CYC」はバスやトラックなど電気駆動商用車向けに開発されたリチウムイオンバッテリー。モジュールを増設することで従来品より長い航続距離を確保できる。モジュール単位の容量は2.66kWh、電力密度433W/kg、エネルギー密度221W/kg、サイクル寿命は1,500~3,000回。バッテリーはは一般の不凍液「Wasser-Glykol-Gemisch」で冷却する。

AKASOLによると、「Akamodul 60 CYC」の容量は従来のリチウムイオンバッテリーより60%増加した。今年末にサンプル出荷、試験を経て来年から量産する予定という。

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