スウェーデン商用車大手のスカニア は5月23日、独エネルギー大手のエーオン、スウェーデン衣料品大手のH&Mグループ、独電機大手のシーメンスと連携し、重量物輸送における脱炭素化プログラムに取り組んで行くと発表した。連携により、地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」で定められた「脱炭素社会の実現」という目標に向けた取り組みを加速する。スカニアは、2050年までの重量物輸送の完全な脱炭素化は可能であるとした上で、「ただ、この目標を達成するためには、産業界と政界が協力し、迅速な行動と改革に取り組む必要がある」と強調する。4社は今後、新たな参加企業を求めていくという。