欧州委員会が5月30日発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は112.5ポイントとなり、前月から0.2ポイント低下した。景況感の悪化は5カ月連続。同指数は17年8月以来9カ月ぶりの低水準に後退した。
分野別では製造業が0.5ポイント、サービス業が0.4ポイント、消費者が0.1ポイントの幅で低下した。小売業は1.4ポイント、建設業は2.4ポイント上昇した。
EU28カ国ベースのESIは前月を0.4ポイント上回る112.8。主要国ではフランスが1.8ポイント、スペインが1.2ポイント、イタリアが1ポイント低下した。ドイツは0.1ポイント、英国は1.9ポイントの上昇となった。