自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)で電動乗用車の市場投入が当初予定よりも後にずれ込むもようだ。経済紙『ハンデルスブラット』が社内情報として5日、報じたもので、技術的な問題と電池の供給不足が原因と説明している。同社は報道内容へのコメントを控えている。
ダイムラーは電動車ブランドEQのSUV「EQC」を9月に公開する。市場投入は当初、来年初頭を予定していたが、同6月へと変更。旗艦モデル「Sクラス」でも電動車モデルの発売が2020年から21年へと延期されるという。
超小型車ブランドのスマートではすでに電動車の引き渡しに遅れが出ている。