EU統計局ユーロスタットは7日、2018年1~3月期の域内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。ユーロ圏では輸出が不振で、GDP伸び率を16年7~9月期以来の低水準に押し下げた。(表参照)
輸出は前期比0.4%減。前期の2.2%増からマイナスに転じた。個人消費は0.5%増で、伸びは前期の0.2%から拡大。設備投資は0.5%増となったが、上げ幅は前期の1.3%を下回った。
ユーロ圏のGDPは前期比0.4%増。前期の0.7%から大きく縮小した。前年同期比では2.5%で、前期を0.3ポイント下回った。EU28カ国ベースでは前期比0.4%増、前年同期比2.4%増だった。