自動車大手の独ダイムラーは22日、ポーランド西南部のヤボルで乗用車用エンジン工場の上棟式を行った。メルセデスベンツ・ブランドの乗用車向けに4気筒エンジンを生産する目的で、来年末の稼働を予定する。需要増に対応するため、昨年の定礎式で発表した人数の2倍にあたる1,000人強を雇用する方針だ。工場面積も4万平方メートル大きい18万平方メートルに広げる。
ヤボル工場は最新鋭の4気筒エンジンを生産し、世界のメルセデス工場に供給する。ディーゼル及びガソリンエンジンの双方を手がける。製品はエンジン車のほか、ハイブリッド車(HV)にも搭載される。