欧州委員会が6月28日発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は112.3ポイントとなり、前月から0.2ポイント低下した。景況感の悪化は6カ月連続。
分野別では小売業が前月から0.1ポイント上昇したが、建設業が1.5ポイント、消費者が0.7ポイント低下した。製造業とサービス業は横ばいだった。
EU28カ国ベースのESIは前月を0.6ポイント上回る112.2。主要国ではドイツが0.8ポイント、英国が0.5ポイントの幅で悪化した。スペインは横ばい。フランスは1ポイント、イタリアは1.2ポイント改善した。