商用車大手MANの大型エンジン製造子会社MANディーゼル・アンド・ターボは今後、環境負荷の少ない駆動技術開発に注力する。
同社は2030年までに持続可能な駆動技術やソリューションを中核売上とする構造転換を図る方針を打ち出した。これに向け社名をMANエナジー・ソリューションズに改称した。
同社は例えば再生可能エネルギーからガスなどの合成燃料をつくる「Power-to-Xテクノロジー」に期待を寄せている。また、遠洋貨物船駆動事業では、ハイブリッド技術の導入により重油エンジンの割合を削減できるとみている。