スロベニアのリコ、ウクライナのソーラー発電所建設を正式受注

スロベニアのエンジニアリング企業リコ(Riko)は7月30日、ウクライナ西部のジトーミル市からソーラー発電所の建設を正式に受注した。今月中に着工し、来年8月までに完工する見通し。プロジェクト費用のうち、700万ユーロは国有銀行ウクルガスバンクからの融資で、300万ユーロはスロベニア政府からの助成で賄われる。

発電所の立地はジトーミル市近郊のハルボーツィツァ村で、面積18ヘクタールの用地に出力10.6メガワット(MW)の発電施設を新設する。第1期工事は来年3月までに、第2期工事は同8月までに完了する予定だ。

ウクライナのズプコ副首相によると、ソーラー発電所の稼働でジトーミル市の収入は年165万ユーロ増える見込み。

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