ユーロ圏景況感、7月も悪化

欧州委員会が7月30日発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は112.1ポイントとなり、前月の112.3から0.2ポイント低下した。製造業の大きな落ち込みが響いた。景況感の悪化は7カ月連続。

分野別では製造業が1.1ポイント低下したほか、小売業が0.8ポイント、建設業が0.2ポイントの幅で悪化した。サービス業は0.9ポイント上昇。消費者は横ばいだった。

EU28カ国ベースのESIは前月を0.1ポイント上回る112.3。主要国はドイツが0.9ポイント、英国が1.6ポイントの上昇となったが、スペインが1.7ポイント、イタリアが0.6ポイント、フランスが0.1ポイントの幅で低下した。

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