スウェーデンの家具大手イケアのラトビア1号店がこのほど完成した。新店舗の立地は首都リガ郊外のストピーニで、6,000万ユーロを投じて昨年7月に着工した。約300人を新規雇用し、この秋に営業を開始する予定だ。
新店舗は敷地面積が10万平方メートル、売り場面積は3万4,500平方メートル。将来的に6,000平方メートルの拡張も可能だ。近在には今後、オンライン注文顧客を対象にした商品受け取り所も開所する計画。
イケアは2013年、リトアニアの首都ビリニュスへの出店でバルト諸国への進出を果たした。その後、バルト市場戦略は停滞したものの、昨年にラトビア出店を決めるとともに、エストニア進出への意欲も示した。