チェコのシュコダ自動車が2日発表した2018年1~6月期の営業利益は8億2,100万ユーロとなり、前年同期から4.5%減少した。人件費の上昇や研究開発投資の増大、為替差損が影響した。売上高は5.1%増の91億6,100万ユーロで、売上高営業利益率は9.9%から9%に低下した。
販売台数は11.6%増の65万2,700台となり、上半期として過去最高を記録した。SUVモデルが好調で、昨年3月に発売した「コディアック」が187.8%増の7万7,900台と大きく伸びたほか、10月末に発売した「カロック」も5万1,000台売れた。また、中核モデル「オクタビア」は2.6%増の21万700台と全体をけん引した。