VWが電気トラック1600台供給、ブラジルのビール大手に

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は21日、ブラジルのビール最大手アンベブから電気トラックを受注したと発表した。現地子会社フォルクスワーゲン・カミーニョス・エ・オニブス(VWCO)を通して2023年までに小型トラック1,600台を供給する。

まずは年内にテスト車両を引き渡し、アンベブに適した車両を開発。そのうえで本格供給を開始する。

アンベブは二酸化炭素(CO2)排出削減に取り組んでおり、2014年から17年にかけて33.9%の削減に成功した。VWへの今回の発注により今後は配達車の35%を電気トラックへと切り替え、CO2排出量を年3万400トン以上、減らす考えだ。電気トラックには再生可能エネルギー由来の電力を100%投入する。

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