米投資会社アビアスターとチェコ軽飛行機メーカーのディスタCは先ごろ、ウクライナの航空機メーカー、オデッサ航空機工場(Odesa Aircraft Plant)の刷新事業に技術協力を行うことで合意した。同工場を運営する国営軍需企業ウクロボロンプロムによると、3社は新型航空機の開発・生産や、航空機及びヘリコプターの修理を行うサービス拠点の整備、パイロット養成学校の設立などで協力していく予定。
オデッサ航空機工場は同国最古の航空機メーカーの1つ。軽攻撃機L-39とミグ21戦闘機の修理・改修の他、スペアパーツやエンジンをウクライナ政府や外国企業に供給してきた。今年に入り、新型の軽飛行機「Y1ドルフィン」を公開している。
2015年設立のアビアスターは金融コンサルタント業務に加え、軽飛行機や農業製品の輸出入などを手掛けている。