みずほ銀行は10日、ポーランド最大手銀行のPKO銀行と日系企業支援に関して業務協力する覚書を交わしたと発表した。PKO銀の持つ情報力や拠点網を生かし、日系企業がポーランドに進出したり、事業を拡大する際にサポートしていく。みずほ銀によると、邦銀がPKO銀と業務協力覚書を締結するのは今回が初めて。
みずほ銀は2015年、中東欧進出企業へのサポートを目的にウィーン支店を開設。これまでにオーストリア、スロバキア、チェコ、ハンガリー、ポーランド、ルーマニア各国の投資促進機関とも業務協力覚書を交わした。
ポーランドには04年の欧州連合(EU)加盟以降、自動車や家電産業など約300社の日系企業が進出している。