仏ルノーがエネルギー分野への関与を強化、大手エネ3社と共同で

仏自動車大手のルノーは11日、eモビリティ推進に向け、電力大手の仏EDFと伊エネル、仏石油大手トタルの各社と新契約を結んだと発表した。自動車を含めた社会全体の電化を進め、環境負荷の少ないスマートなエコ・システムの構築を図る。

具体的には、EDFとは太陽光発電利用の最適化、島しょ部におけるIoT(モノのインターネット)の活用(「スマート・アイランド」)、低炭素社会に向けたソリューション開発で協力する。

トタルとは、ルノーが提携するスタートアップ企業Jedlixが開発した電動車の充電管理アプリ「Z.E.スマートチャージ」の運営で協力する。同アプリは仏国内で来年上半期からの投入が予定されている。

エネルとはイタリアにおけるスマート充電および充電インフラ整備で協力する。

上部へスクロール