独ボイゼン、排ガス処理装置工場を新設

排ガス処理システムメーカーの独ボイゼンは、同国西部のバーデン・ヴュルテンベルク州ジンマースフェルドに同社として最大規模の商用車向け排ガス処理装置を一貫生産する工場を新たに開設したと発表した。投資規模は1億3,000万ユーロ、従業員数は400人、新工場の広さは約5万平方メートル。新工場では、主に独商用車大手ダイムラー・トラックスの大型トラックメルセデス・ベンツ・アクトア向けの排ガス処理装置を生産する。ダイムラー・トラックスから約4億ユーロの大型受注を獲得し、今年は18億ユーロの売上を見込んでいる。同社は2033年までに売上高を30億ユーロとする目標に掲げる。今後、南アメリカ、メキシコ、セルビアに工場を建設することを計画している。

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