エーオンが風力発電パーク建設、クレディ・スイスと共同で

エネルギー大手の独エーオンは16日、スイス金融大手のクレディ・スイスと共同でスウェーデン中東部のヴェステルノールランド県に風力発電パークを設置すると発表した。欧州の陸上風力発電市場で地歩を強化する戦略の一環。両社合わせて約5億ユーロを投資する。

クレディ・スイスの投資子会社クレディ・スイス・エナジー・インフラストラクチャー・パートナーズ(CSEIP)と共同で、スンツヴァル市北西部のNysäterにパークを建設する。出資比率はCSEIPが80%、エーオンが20%。エーオンは建設と運営を引き受ける。

同パークは発電容量が475メガワット(MW)で欧州最大級。独ノルデックス製のタービン114基を設置する。各タービンの発電容量は設置場所によって異なり、3.9~4.4MWとなる。年内に着工し2021年末までに完成させる予定だ。すでに国際的な電力会社1社に電力を供給することで合意している。

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