ラトビアの国営鉄道会社パサジエル・ビルチェンス(Pasazieru Vilciens)は21日、スペインの鉄道車両メーカー、タルゴから電動の新型車両32両を購入すると発表した。契約額は2億2,530万ユーロ。車両の引き渡しは2020年から3年間かけて行われる予定。
パサジエル・ビルチェンスによると、今回の車両の導入により列車を一定の時間間隔で周期的に運行することが可能となる。各車両の定員は450人。
同社は2001年にラトビア国鉄の国内旅客輸送部門を分離する形で設立された。今回の調達入札にはタルゴのほか、スイスのシュタッドラーのポーランド子会社、スペインのCAF、チェコのシュコダ・バゴンカが参加していた。