スウェーデンのトレルボルグ、インドにタイヤ生産の合弁設立

スウェーデンのゴム・自動車部品大手トレルボルグは5日、インドに自動二輪車用タイヤ生産の合弁会社を設立すると発表した。新興市場で地位を強化する戦略の一環。トレルボルグ傘下のチェコタイヤメーカー、ミタスの製品開発と販売を行う。インド西部に工場を設置し、2020年末の出荷開始を予定する。

新会社はインド人実業家マハンサリア氏が所有する投資会社との合弁で、トレルボルグが24%を出資する。インドとスリランカを除くSAARC(南アジア地域協力連合)諸国での販売はマハンサリア家が受け持つ。

トレルボルグの製造拠点はこれまで欧州に集中していた。同社は、インドへの投資はアジアだけでなく北米、欧州の成長にもつながるとしている。

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